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スケート

冬の移動手段として生まれたスケートは、スケート靴の発達とスケートリンクの発達によってスポーツとして発展してきました。楽しむスポーツから競技としてのスポーツに発達するとともに、スケート靴も改良され、競技の種目に対応したスケート靴も作られてきました。またリンクも普及し、通年使用できるリンクなども作られるようになって、ますます競技の水準も高度になってきています。種目は、スピードを競う種目と、技術と美しさなどの点数で競う種目に分かれます。その見方について簡単に紹介します。

スピードスケート

1周400mのリンクを滑走し、時間を競う競技です。滑る距離によって、短距離から長距離まであり、個人種目だけでなくリレーなどの団体種目もあります。滑走路はダブル滑走路で、二人の選手が併走し、内側と外側の選手は、併走しながら、コースを内側から外側へ、外側から内側へと交差します。この場面は、一つの見所でもありますが、危険な勝負どころでもあります。

交差の優先権

この交差区域では、毎回コースを交換するため、交差方法を厳格に定めています。外側から内側に入ってくる選手は、内側の選手より長い距離を滑っているため、優先権が与えられています。内側から外側へ出て行く選手は、相手の進路を妨げると失格になります。

不正スタート

いわゆるフライングです。1度目の不正スタートはやり直しとなりますが、2度目はやり直さずに、終了後に失格となることも見られます。

フィギュアスケート

フィギュアスケートは、決められた時間の中で、音楽に合わせ、様々な技術を織り交ぜ、表現力、技術レベル、美しさなどを、点数で競う競技です。男子シングル、女子シングル、ペア、アイスダンスの4種目があります。競技者は、自分の演技の中で、ジャンプやスピン、ステップなどを織り込み、また音楽と振り付け、表情などの表現を競い合います。技にも名前が付いているのはご存知でしょう。回った一瞬に解説者がその技を説明し、大胆さや華麗さ、軽快さなどについて、説明しています。

スピン

回転する技で、その姿勢で、アップライト系スピン(直立して回る)、シット系スピン(しゃがんで回る)、キャメル系スピン(上体を倒し片足を反対方向に伸ばし、軸足で回る)などに別れ、さらに姿勢を変えるなどでレイバックスピン、ドーナツスピン、ビールマンスピンなどの名前が付いています。

ジャンプ

ジャンプには、踏み切りの姿勢や着地などで、トウループ、サルコウ、ループ、フリップ、ルッツ、アクセルなどの名前があります。ジャンプは、成功と失敗がはっきりし、得点に大きく影響します。アクセルなど難度の高い技に挑戦する、回転数を上げるなども重要な見所です。

ステップなど

小刻みなターンを繰り返し、重心を移動しながら、氷上をダンスのように滑走し、ステップやスパイラルなどの技があります。ステップは全種目に共通していますが、スパイラルは女子とペアだけに取り入れられます。スパイラルは、片足を頭よりも高く上げて滑ります。その他に、得点にはならないけれど、総合評価につながる技もあり、イナバウアーやイーグル、バタフライなどの技がそうです。

ショートトラック

ショートトラックは、スピードを競う競技ですが、トラックを滑走し、順位を競う競技です。名前の通り、非常に短いトラックは、1周111.12mでフィギュアスケートと同じです。この短いトラックで、接触したり、転倒したり、壁に衝突するする選手もいます。狭いスケートリンクの中でコースを奪い合ったり、前に出たり、追い抜いたりします。はらはらし興奮する種目です。複数の選手が同時にフィニッシュすることも普通で、判定は難しく、スリットカメラで記録し、1000分の1秒単位でスケートの先端を測定します。


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