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スキー

ウィンタースポーツの代表とも言えるスキーですが、その愛好者はスキーを始めてみたい人から、競技に参加している人、指導する人など様々な階層に分かれます。上達するにつれ、技術や用具にこったり、種目も専門化したりと、様々です。楽しみ方についても、実際に滑って楽しむだけでなく、見て楽しむという楽しみ方もあります。テレビで見る場合も、競技場で応援する場合でも、簡単な競技の性格やルールを知ることは大事です。ここでは、見て楽しむ人向けに、スキーの面白さや競技の簡単な見方などを紹介します。

スキーの起こり

スキーは、最初からスポーツであったわけではなく、ノルウェーなど北国で狩や移動の手段として生まれてきました。ノルディックスキーという呼び方はそれに由来し、クロスカントリーやジャンプや複合競技などがあります。スポーツとして本格的に発展するのは、スキーを楽しむスキー場が作られるようになってからです。アルプス地方で盛んになったことからアルペンスキーと呼ばれるようになり、回転、大回転、滑降などの種目が形を整えました。

ノルディック

クロスカントリーとジャンプをまとめてこう呼びます。それぞれの性格などを簡単に紹介します。

クロスカントリー

風景を楽しみながら、スキーで雪の野山をゆっくり回る種目もクロスカントリーです。競技としてのクロスカントリーは、平地を滑走し、斜面を昇ったり、滑り降りたり、長い距離を完走するまでの、時間を競い合う競技です。

ジャンプ

専用のジャンプ台で加速をつけて、踏み切り台から空中に飛び出し、飛距離や技術、美しさを競う競技です。普通は2回ジャンプし、飛距離による点数と飛型や着地姿勢などによる点数を合計した点数で順位を競います。

アルペン

旗門の間を通過し、ゴールするまでのタイムを競う競技です。回転、大回転、スーパー大回転、滑降の4種目があり、回転、大回転では、旗門などのコース設定を変えて2回目の滑走を行い、2回の合計時間で順位を競います。

回転

男子と女子に別れます。男子は、約180~220mのコースに55~80くらいの旗門を置き、女子は約130~180mのコースに45~65くらいの旗門を置き、滑走します。旗門と旗門の間が狭いため、アルペン種目の中では特に高度なターン技術が必要となる競技です。

大回転

速く正確にターンを繰り返す回転と、スピードを要求されるスーパー大回転の、両方の特性と技術を要求される種目です。

スーパー大回転

男子で500~650mのコースに35以上の旗門を置き、女子で400~600mのコースに30以上の旗門を置き、1回の滑走でタイムを競います。時速100kmを超えることもある、スピード系の競技です。

滑降

ダウンヒルとも呼ばれる競技で、男子で800~1100m、女子で500~800mの長いコースに、急斜面やジャンプなども織り込まれ、1階の滑走でタイムを競う種目です。旗門の間隔も長く、次の旗門が見えない場面などもあり、そこを平均100kmのスピードで滑走します。

フリースタイルスキー

フリースタイルスキーは、モーグル、エアリアル、スキークロスなどの総称です。モーグルは、コースに高いコブを連続して作り、選手が激しいターンを連続したり、空中に飛び出し、体やスキーひねったり、前転・後転をしたり、タイムや技の得点を合計し競う競技です。エアリアルは、キッカーという小さなジャンプ台から飛び出し、宙返りをして着地する競技です。


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